風景と地域づくりの
出会いと発見DIARY
景観研究室は、プロジェクトや研究を通じて、九州各地の風景・地域づくりに取り組んでいます。地域の人達と未来を語り合う、デザインについて現場で喧々諤々議論する、素敵な風景や食文化を見つける、地域の人達との長いお付き合いが始まる…風景・地域づくりの中で、たくさんの出会いや発見、感動が生まれる毎日。そんな景観研究室の日常をお伝えしていきます。
October 16, 2005

「タウンモビリティ」に参加して/bashi

本日、タウンモビリティが福岡市天神市役所前を拠点として実施されました。「出かけよう!街へ」というスローガンのもと年に1,2回の頻度で行われていて、エスコートスタッフとしてボランティアの募集が行われています。この活動は、1998年から「デザイン都市を創る会」の活動の一環として行われていて、この他にも高齢者や障害者などの目線に立って行われた調査を基に、福岡市の天神地区、中洲地区、博多地区の車イス利用者用のエレベーター、トイレ等の有無、バリアフリー化を示したタウンモビリティマップを作成しています。
■タウンモビリティとは・・・
街の中心部や商店街、ショッピングセンター、公園などで、長距離の歩行が困難な高齢者や障害者などに、電動スクーターや車イスなどを無料で貸し出し、街の活性化やバリアフリー化等様々な効果を生み出す行動の総称です。英国では、ショップモビリティ(shopmobility)として広く普及しています。
■実際に参加してみての感想
今回で5回目の参加となりましたが、天候に恵まれて、すがすがしい秋の空と空気を感じながらタウンモビリティのボランティアスタッフとして活動することができました。タウンモビリティを待ちわびて街へ出かけることを楽しみにしてきた参加者のみなさんには、このイベントが数少ない街へ出かけるためのチャンスであり、彼等の笑顔を見ているとこの活動ができて本当に幸せに感じるとことができます。電動スクーターに乗って実際に操作してみるとその快適さが実感できる反面、その普及にはまだまだ時間がかかりそうだということを感じざるを得ません。
今回は絶好の天気でしたが、3組の参加に留まってしまい、エスコートスタッフとしてのボランティアの参加も約10名ほどと少ないものでした。もう少し事前の広報が必要なのか、と思っております。

↑これが、参加者が利用する電動スクーターです。

↑日頃なかなか行くことができないショッピングへ。コムサストアで服を購入です。

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